ページ 響灘で相次いで熱帯域生物が捕獲されています! 2007/11/19(mon) 【vol.341】
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 11月に入っても、南日本にすむ生物が響灘で相次いで捕獲されています。今回海響館で確認した種類は、コンゴウフグ、モヨウフグ、ハタタテダイで、稚魚の時期にあたたかい南日本海域から暖流に乗ってやってきたのだと考えられますが、例年必ず発見されるような種類ではなく、注目しています。
 このような現象は、本来の生息場所で生まれた稚仔魚が海流などに乗って新たな生息場所を獲得しようとする行動の結果と考えられており、本州付近では冬の水温低下によって、死滅してしまうため「死滅回遊」と呼ばれます。
 一方、県内では暖流の影響を受ける萩市見島や長門市青海島などでは、この時季に南方系の魚たちがダイバーによってよく観察されています。



1.捕獲種  コンゴウフグ(体長15センチ)学名 Lactoria cornuta
  捕獲日時  平成19年11月5日(月)
  捕獲場所  北九州市日本海側 (捕獲者 脇ノ浦漁協 野村氏)
  生物データ ハコフグの仲間、眼の前方と腹側後端に長い棘がある。

2.捕獲種  モヨウフグ(体長10センチ)学名 Arothron stellatus
  捕獲日時  平成19年11月6日(火)
  捕獲場所  下関市吉見沖 (捕獲者 山口県漁協伊崎支店 中谷氏)
  生物データ 成長による色彩の変化が大きく、幼魚ではオレンジ色の体色に黒色点が散在するが、成魚では白の体色に黒色点が散在する。

3.捕獲種  ハタタテダイ(体長8センチ)学名 Heniochus acuminatus
  捕獲日時  平成19年11月12日(月)
  捕獲場所  下関市豊浦沖 (捕獲者 山口県漁協湯玉支店 木村氏)
  生物データ チョウチョウウオの仲間で体が側扁し、背鰭が旗状にのびる。

4.海響館での展示予定
 予備水槽での馴致を行いながら、展示の準備を進めていきます。

以上


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