お魚探検隊

私の1日

 皆さんこんにちは!新人の川迫です。海響館で働き始めて半年が過ぎました。新しい環境や仕事を覚えるのは大変ですよね…。同じ気持ちの方もいるのでは?私も先輩に色々と教えてもらいようやく新しい仕事にも慣れてきました。

 

 さて、以前のお魚探検隊では水族館の仕事には海藻採集を初め、たくさんの仕事があることを紹介しました。今回は実際に私の仕事風景と共に1日の仕事についてお話ししていきたいと思います。

 

 

 まず朝はウエットスーツに着替えて水槽に潜ります。大きい水槽などは外からだと手が届かないので潜って掃除をします。皆さんに綺麗な水槽を見ていただくために毎日の掃除は欠かせません!潜る時には掃除だけではなく、生き物を近くで観察して体に傷がないか、異常がないかなどの健康チェックも同時に行っています。

 

 潜り終わると魚たちのエサを作ります。魚の種類によってエサを変えたり、栄養面を気にしたり、魚の口の大きさに合わせてエサを切ったり、毎日同じエサだと飽きるので、、、というわけではなく、栄養が偏るのでメニューを変えたり…。実は色々な事を考えながら作っているんです。

 

 

 愛情たっぷりのエサが出来ました!

 

 エサを作り終えると、エサを与えに行きます。ただ与えるだけではなく、反応は良いか、食欲はあるかなどを見ながら与えていきます。

 

 

 なぜわざわざそんな事をするのかというと…。

 当たり前ですが生き物たちは私たち人間と違って言葉を話せないので、もし体調が悪くても伝える事が出来ません。むしろ自然界では弱っている姿を見せると敵に狙われてしまう可能性があるので、必至で隠そうとします。その上で、生き物たちの小さな変化にも気付く事が私たちの大事な役目です。いつもなら勢いよく寄ってくるのに、昨日はちゃんと食べていたのに…など。日々の観察が大切になってくるので、エサの時間は生き物たちをじっくり観察できるとても貴重な時間なんです。

 

 

 今日も元気にエサを食べてくれました!

 

 生き物たちの世話だけではなく、デスクワークも大切な仕事です。水槽の周りに掲示している魚名板や解説パネルなども私たちスタッフが作成しています。生き物についてたくさんの事を知ってもらいたいのでどんな風に作れば見えやすいかな、どんな展示をしたら楽しんでもらえるかな…、と試行錯誤しています。また、イベントの企画を考えたり、その準備をしたり…。やることはいっぱいです!!

 まだまだ新人の私は先輩たちについていくのが精一杯ですが、色々な事に挑戦して日々成長していきたいと思います。

 

 1日を通してみると、ただ生き物たちと向き合うだけではなく、それ以外にもたくさんの仕事があります。日によって内容は違いますが、命を預かっている仕事なので毎日責任をもって仕事をしています。皆さんに感動を与えられる素晴らしい仕事に誇りを持ってこれからも頑張っていきたいと思います。

 

魚類展示課 川迫七海

2020年12月08日